オビワン全話視聴しての直後の感想をホヤホヤのうちに書き残しておこうと思います。
久しぶりに『エピソード9 スカイウォーカーの夜明け』の時の感想記事スタイルです。

※全話&過去SWドラマに関するネタバレあり注意※
5話までの所見
1・2話→お、いい感じじゃない?
3話→言葉にできない何かが決定的に違う…と感じて呆然とし崩れ落ちる。続けて見る気力を失いかける。

We don’t know why she has lost the will to live|(C)2022 Lucasfilm Ltd.
4話→期待値をガクッと下げて観たら、まあまあおもしろかった
5話→ヘイデン見てニヤニヤ(ちょろい)
はい、3話で絶望して感想記事も書けなくなっちゃってました。
でもシリーズものなので、何を言うにも最後まで見た上でしようと思いました。
全6話 踏まえてのシリーズの感想
レイアはもう完璧の完璧だし、
初期反乱軍は「戦う」ではなく「隠れる&逃がす」ための「道」(The Path)というコンセプトも深いし、
大尋問官も思ってたより見た目悪くなかったし、
何よりヘイデンのアナキンを拝むこともできたし。。

You’re sweating, relax|(C)2022 Lucasfilm Ltd.
でも全体への感想は3話から大きく変わりませんでした。。
何だろう。まず全体的に演出上のノイズが多かった気がする。
特に3話のマプーゾでのベイダー到着以降は、流れに疑問が多すぎて本筋に集中できないレベルだし、最終話もリーヴァの移動速度が異常に速いのか時系列訳分かんねえし・・・
そもそも、観てて楽しかったり、物語に引き込まれてたりすれば、そんな矛盾や違和感に初見では気付かない&気にする暇もないんだよな・・・(ボバ・フェット最終話はツッコミどころ多かったけど、初見は楽しい!が勝った)(もちろん、完璧なのはプロットホールも最小限でめちゃくそ楽しい→クローン・ウォーズ シーズン7のこと)


はて、リーヴァの物語を主軸とする必要はあったのだろうか。
確かに、新キャラ足すとしたら「あの虐殺の生存者」という立ち位置(アナキンへの恨み、オビ=ワンへの怒り)は一番しっくり来るけども。。
『クローン・ウォーズ』におけるアソーカを前例&目標に考えてたのかもしれないけど、2人との絡み・関わりの薄さと、特徴のないキャラ設定(なんかいつも怒ってばかり)と、6話しかない短さ(アソーカには130話以上あった)では深掘りは無理ゲーだったのでしょう。大変な役回り。。

最後にルークを追いかける意味も分からない(復讐の対象はアナキンでしょ?オビ=ワンが守ってる子を殺してどうする?)し、そもそも何で止め刺されなかったのか&腹刺されて生きてるのか分からないし、全体を通してどうしても無理やり感を感じてしまいました。
私がちゃんと拾えてないだけかもしれないが。。
めっちゃどうでもいいけど第3話、偵察ドロイドを飛ばす時に聞こえる機械音、あれエピソード2のジオノーシスにあるドロイド工場の音と同じですよね。
3話に感じたトラウマは何だったのか振り返る。
ベイダーとオビ=ワンの相対するところ見てる時は、なんか夢を見てるみたいでした。”夢のような”じゃなくて、ボヤっとした支離滅裂な夢の方。でも悪夢ではない。
落ち着いて見返してみると、全部意味は分かるんだけど、10年経って会ったのに、何の感情も引き起こしてくれないっていうのが感じた印象に近いかも。。
「戦術」は合ってるけど、そもそもの「戦略」がおかしい、とでも言えばよいのか。
個別の演出(ベイダーが片手持ちで圧倒、燃やす&目に映る炎とか)は良いのだけど、そもそも第3話で、そしてマプーゾで対決すべきだったのか、という前提がどうしても違うというか。。
どうしても違和感で苦しくなる。
その地続きにあるので、6話のベイダーvsオビ=ワンも同じ気持ちで見てました。5話の語り方は良かったな。
※今回は前みたいにフォースビジョンは降りてきませんでした。

最後の Hello there も、、うーん、正直寒かった。
すっと出してくれたらいいのに、ほらこれが聞きたかったんでしょ、と言わんばかりの出し方。
そのあとのルークとの会話が聞きたかったのに、そこはスルー。。
でもなんだか、ルークのあの期待してオビ=ワンを見てる感じの表情に「Hello there を聞きたくて うずうずして待っていたファンたち」が投影されてるように見えてきて笑えてきた。
それ含めて6話は盛りすぎて忙しくてまとまりがなかったように感じました。
スタッフと音楽について
なぜ我らがマスターことデイヴ・フィローニはメインストリームの制作から外されるのだろうか・・・?
実績のある人の起用でないと株主の説得でもできないのだろうか?
そして純粋に尺みじけーよ。。
各話1時間になるって言ってたのに、全体尺1時間超えないどころか、クレジットくそ長いから実質30~40分仕様で結局映画1本とそんな変わらないという・・・
そしてオリジナル三部作のセリフの数々がめちゃくちゃ道標であり障害にもなったんだろうなあと。そして某プロデューサーも
デボラさんお疲れ様です。
神様ジョン・ウィリアムズ。
今回あんまり音楽で燃えなかったなあ、、とか思ってたんだけど。
「オビ=ワンのテーマ」って、「ルーク(フォース/双子の太陽)のテーマ」と見事に重なり合ってない?
途中までリズムの取り方がほぼ同じで、盛り上がりそうなところで「ルーク」の方はジャージャジャージャジャーーンジャーンと上がっていき、「オビ」の方は音の高さが下がるイメージ。
トランペット?単独のメロディーからのオケ全体でのボリュームという流れも同じ。
なんか綺麗に対になってる気がするんだけど、全く言語化できないこの悔しさ(笑)
楽譜分かったら何小節目からリズムが一致とか、音程が等しく●音分ずれて並行になってるとか分かるだろうに。。
誰か音楽を科学できる方、曲のマッシュアップできる方、この2大テーマを美しく重ねてくれませんか・・・?
「登場人物大予想」の答え合わせ
オビ=ワン配信開始前に登場キャラの予想をしました。

クワイ=ガン→登場!
コーディ→× ※バッドバッチのシーズン2で登場するみたいですね!
シディアス→登場!
賞金稼ぎ→0人…
ターラの「フローラムに隠れてる」はまさかの我らがホンドー登場確定演出かと思いましたが残念。。。

Very honorable, master Jedi|(C)2022 Lucasfilm Ltd.
『反乱者たち』にも繋がるし、既にディズニーランドに実写版アニマトロニクスいるのに、なぜ出さないんだ。。。怒
最後に
まあプロモーション周りで、ユアンとヘイデンが仲良しなのたくさん見れたし、少しだけどプリクエルからの回想も見れたし、レイアはいろいろと尊かったし。
こうやってグチグチできるのも幸せもんですな。
さて、お次は『キャシアン・アンドー』が8月31日(水)から配信スタート!
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