この記事では、オーダー66(Order 66、別名:クローン・プロトコル66)が発令に至るまでの歴史を振り返ります。
以下の作品で明らかになっている事実から、「なぜジェダイが気付けなかったのか」「命令に従わなかったトルーパーはいたのか」という疑問に合わせて時系列で確認していきます。
・アニメ クローン・ウォーズ:シーズン1~7
・アニメ バッド・バッチ シーズン1~2
・アニメ テイルズ・オブ・ジェダイ
・エピソード3/シスの復讐
・アニメ 反乱者たち
・ドラマ マンダロリアン シーズン3
・ドラマ アソーカ
小説など、全ての原典を追えていないのと、権謀術数で何が真実かあいまいなテーマであるというのが正直なところです。
万全を期していますが、間違いなどあれば指摘いただけると助かります。。
▼この経緯から導き出されるのがこれ
クローン大戦以前
ダース・シディアスによるジェダイ掃討作戦の最初の一手は、ジェダイに見えないところで着々と進んでいた…
①ドゥークーとシディアスの接触
ジェダイマスターだったドゥークーは、腐敗の進んだ共和国に幻滅し、ジェダイ・オーダーを去りました。
その後は母星セレノーに戻り、元々持っていた貴族の地位を取り戻して、セレノーの伯爵として暮らしていました。
しかし、シスの暗黒卿ダース・シディアスからの勧誘を受け、その弟子ダース・ティラナスとなります。
こうして、元ジェダイの手駒を手に入れたシディアスによる打倒ジェダイ、打倒共和国に向けた計画の準備が着々と始まるのでした。。
②サイフォ=ディアスによるクローン軍発注(エピソード2で発覚)
エピソード2でチラッと出てきたクローン軍の発注者「サイフォ=ディアス」。
軍隊創設の目的とは…?
軍隊創設の提案
修行時代からドゥークーと親しき仲にあったサイフォ=ディアスは、ジェダイ評議会の一員を務めたジェダイマスターでした。
ある時、近い将来に共和国が大きな戦いに巻き込まれることを予見し、評議会で「共和国のための軍隊創設」を提案します。
※この予見が、サイフォ=ディアスのフォースによるものか、はたまたシスによる悪夢かは謎。。
しかし、「シスは絶滅した」と信じて疑わないジェダイたちに提案を一蹴され、「過激思想の持ち主」として評議員の座を剥奪されてしまいました。
カミーノアンへのクローン軍発注
不満を燻ぶらせていたサイフォ=ディアス。
旧友ドゥークーに高いクローン技術を持つ惑星カミーノのカミーノアンたちを紹介され、共和国のための軍隊を発注します。
この時、「銀河共和国元老院とジェダイ評議会の合意を得ている」とカミーノ側へ言いましたが、誰の許可もない独断の行動でした。。
クローン軍完成まで軍隊の存在をジェダイに気付かれないよう、ジェダイ・アーカイブのデータベースから惑星カミーノの記録が削除されました。
これはオーダー脱退後も聖堂への自由な出入りを許されていたドゥークー本人が行ったことが、『テイルズ・オブ・ジェダイ』で明かされました。
③サイフォ=ディアス暗殺(クローン・ウォーズ シーズン6第10話で発覚)
共和国のため行動を起こしたサイフォ=ディアス。
しかし、彼の理解者ドゥークーは既に闇に堕ちていたのであった…
オバ・ダイアへの任務
おそらく軍隊発注のすぐ後。
サイフォ=ディアスは最高議長ヴァローラム直々の依頼で、犯罪組織パイク・シンジケートとの秘密交渉を任せられ、議長の補佐官シルマンと共に、パイクの本拠地である惑星オバ・ダイアへと向かいます。
「犯罪組織との交渉」=「彼らの多少の悪事を見過ごして、大問題になることを避ける」ことが世間にバレては困るので、この任務の存在はジェダイ評議会にすら知らされませんでした。
ですが、オバ・ダイアに到着してすぐ、
何も知らない評議会からサイフォ=ディアスへ、「惑星フェルーシアでの部族紛争の調停任務へ行ってくれ」と別の任務を命じられてしまいます。。
パイクとの秘密任務を知られてはいけないため、サイフォ=ディアスはやむなくパイクとの交渉を打ち切り、シルマンと共にフェルーシアへ向かうことにしました。
シャトル撃墜
T-6シャトル77519で、オバ・ダイアを出発した2人。
しかし、パイク・シンジケートにはダース・ティラナスの魔の手が既に回っていました。
極秘任務に就いている、このタイミングこそが暗殺にぴったりだったのでしょう。
ティラナスの命令によりパイク・シンジケートが、サイフォ=ディアスの船を撃墜。
シャトルは、オバ・ダイアの月に墜落し、サイフォ=ディアスは死亡しました。
が、シルマンは墜落を生き延びました。
死体の回収と隠された存在
パイクは暗殺の証拠として、月で回収したサイフォ=ディアスの遺体をティラナスに渡します。
しかし、シルマンの存在は知らせず、オバ・ダイアの地下牢に幽閉しました。
ドゥークーは帳尻合わせのため、サイフォ=ディアスの遺体を惑星フェルーシアの住民に渡し、彼らは遺体を火葬しました。(→後の「2人のジェダイ」という証言と一致)
サイフォ=ディアスが死んだことは、ジェダイ評議会も知ることとなりましたが、
パイクとの秘密任務がバレては困る最高議長は自らの権限により、「フェルーシアでの任務で死亡」という以外に調査を打ち切り、事件の詳細をお蔵入りとしてしまったのです。。
④シスによるクローン軍の乗っ取り(エピソード2で発覚)
サイフォ=ディアスの死により、製造中のクローン軍の存在はパルパティーン以外、共和国内で知る人がいなくなることに。
ここから、シス側はクローン軍を改造するために動き始める…
クローンテンプレートの決定
まず、クローン兵の元となる遺伝子提供者には優秀な戦士を選ぶ必要があります。
そこでドゥークーはダース・ティラナスを名乗り、“銀河一の腕”とも言われた賞金稼ぎのジャンゴ・フェットに遺伝子提供を依頼しました。
バイオチップの挿入 ~オーダー66への要~
また、「いざという時にクローン軍を思い通りに動かせる」状態にする必要があります。
そのためシスは、全てのクローン兵に対して胎児の状態の時に「バイオチップ」を埋め込むよう、カミーノアンに指示しました。
これによりオーダー66が発令されると、クローントルーパーの脳神経が麻痺されて「ジェダイは共和国の反逆者である」と認識して襲い掛かる仕組みができあがったのです。
こうして、将来ジェダイを粛清するための、従順で優秀な兵士の大量製造が密かに始まったのでした。。
⑤ナブー危機 ~実権の掌握~(エピソード1)
時は32BBY。
企業連合体である“通商連合”が、自由貿易ゾーンへの課税に抗議して惑星ナブーを封鎖、ついには侵略を開始します。
リーダーシップ不足で有効な対策が打てない共和国議長への不信任決議を受け、「母星の危機に立ち向かう清廉潔白な政治家」と思われたナブー選出のパルパティーン元老院議員が最高議長に選ばれます。
議員として長い下積み時代を経て、信頼を築いたパルパティーンは銀河共和国側のトップの実権を得ました。
事態は、オビ=ワン・ケノービがシスの暗黒卿ダース・モールを撃破し、無事に終息。
しかしモールは弟子に過ぎず、黒幕であるシディアスは「パルパティーン最高議長」として共和国内で強大なパワーを得ることに成功していたのでした…。
これで共和国の軍隊とそれを指揮する地位を得たシディアス。
残る要素は、軍隊が必要となる「戦争」でした。
クローン大戦
軍隊を創り、共和国の最高権力まで手にしたシス。
残るは、軍隊創設を宣言しても問題のない状況、つまり「敵」を作り出すのみであった…。
⑥分離主義運動の高まり
コア・ワールド vs アウターリム
1000年の平和を保ってきた銀河共和国でしたが、その”ひずみ”は気付かないうちに拡大していました。
元老院では2つの勢力ー銀河の中心に位置する裕福な惑星群と外縁部に点在する貧しい惑星たちの間、で対立が起こり始めていたのです。
●コア・ワールドの惑星:銀河の中心に位置し、治安が良く経済が進んでいる星が多い。共和国の財政予算の多くを担っている。
●外縁部の惑星:銀河の端の方に位置するため、経済が発展途上な星も多い。共和国に加盟して経済的な支援を獲得したがっている。
つまり、アウターリムの貧しい星系が共和国に加盟すると、コアメンバーの負担金がどんどん重くなっていくという訳です。
すると力の強いコア・ワールドの惑星らは、「銀河全体」ではなく「自分の惑星の利益」を第一優先にして政策を決めるようになっていきます。
結果として、共和国に加盟できても外縁部の星系らは放っておかれて、野放しにされる一方でした。
このような惑星は治安が悪いため「犯罪カルテル」が暗躍する温床となったり、経済環境も乏しいため「通商連合」が貿易インフラを提供する代わりに、高額な手数料を搾取するなど散々な状況に遭います。
不満をすくい上げるカリスマの登場
そんな鬱憤を抱えていた星々に救世主が現れます。
それこそが、ドゥークー伯爵!
彼は圧倒的なカリスマ性で、
「腐って不公平な銀河共和国から脱退し、新たに”独立星系連合(CIS:Confederacy of Independent Systems)”を結成して、素晴らしい銀河を共に作ろうじゃないか!」と呼びかけます。
結果として、銀河外縁部を中心に多くの星系が共和国を離脱してCISに加盟。
共和国からの”分離主義運動“が盛んとなるのでした。
⑦クローン戦争勃発(エピソード2)
クローン軍の発見
時は進んで22BBY。
共和国と分離主義勢力の緊張は高まるばかり。。
元老院では、「共和国を守る軍隊を創設すべきか」を検討するまでになっていました。
1000年の間、軍隊を持たずにジェダイのみで平和を保ってきた歴史があるので、議員たちもかなり慎重に審議します。
そんな中、軍隊創設反対派のリーダー的な存在アミダラ議員の命が、謎の賞金稼ぎに狙われます。
オビ=ワン・ケノービはその賞金稼ぎの正体を探る過程で、惑星カミーノを訪問しクローン軍を発見。
ジェダイ評議会は、ついに軍隊の存在を知ることとなるのでした。
非常事態大権の採択
さらに、オビ=ワンはその賞金稼ぎがジャンゴ・フェットという名前で、「ボグデンの月でティラナスという男から雇われて遺伝子提供者になった」と知ります。
身柄を確保しようとしますが、逃げる彼を惑星ジオノーシスまで追うことに。
なんとそこで、ドゥークー伯爵率いる独立星系連合のドロイド軍隊創設の瞬間を目の当たりにするのでした。
評議会にその事実を知らせる途中で、オビ=ワンはあえなくジオノージアンらの捕虜となってしまいます。
共和国は、強大なドロイド軍隊への対抗と捕虜の救出を理由に、軍隊創設を急ぎます。
しかし、どの議員も1000年の歴史が守ってきたタブーを塗り替える方針を最初に言い出したくなく。。
ついに最高議長に唆された代議士ジャー・ジャー・ビンクスが、最高議長への”非常事態大権”を与えることを提案したのでした。
動議は満場一致で可決され、正当な権限を得たパルパティーンは、即座に共和国グランド・アーミーの創設を決めるのでした。
第一次ジオノーシスの戦い
軍隊創設が決まると、メイス・ウィンドゥは捕虜救出のためジェダイを引き連れてジオノーシスへと急行、ヨーダはカミーノへと赴きました。
ペトラナキアリーナでオビ=ワンを始めとする3人の処刑が執行される寸前で、
ウィンドゥ率いるジェダイ騎士団が、遅れてヨーダ率いるクローン軍が到着し捕虜救出に成功します。
こうして、ドロイド軍VSクローン軍の全面泥沼戦争「クローン大戦(The Clone War)」が始まるのでした。
⑧クローンによるジェダイ殺害事件 ~オーダー66誤発⁉~(クローン・ウォーズ シーズン6 第1~4話)
リンゴ・ヴィンダの悲劇
頼れる兵士クローンたちとジェダイが共に戦いを続ける中、不可思議な事件が起こります。
リンゴ・ヴィンダの戦いの最中、スカイウォーカー将軍率いる501大隊の兵士タップが、ジェダイのティプラー将軍を射殺したのです。
母星カミーノにて原因を調べる途中、タップの親友ファイブスが不具合を起こした原因である「バイオチップ」を発見します。
科学者ナラ・セからは「攻撃性を抑制するためのチップだ」と説明されますが、それを信じないファイブスは最高議長にバイオチップの異常を直訴しに行くことに。。
オーダー66の真相は闇の中へ・・・
実は、カミーノ側は事件の真相を知っていて、あえてジェダイから隠していたのです!
ナラ・セとカミーノ首相ラマ・スーはドゥークー伯爵に、「オーダー66が誤作動した」と報告していました。
一方、ファイブスは最高位議長にチップの真相について話すため、シャアク・ティ、ナラ・セと共にコルサントに到着。
しかし突然、パルパティーンから2人きりで話すことを提案されると、なんとオーダー66の陰謀を打ち明けられるのです。
「ジェダイ、そして兄弟を裏切る陰謀」を知ったファイブスは怒り狂い、パルパティーンを殺そうと襲い掛かりました。
陰謀の存在など知らぬ他人の目から見れば、ファイブスはただの異常者です。。
必死に逃げて「最高議長が関わっているジェダイ抹殺のための陰謀」を、アナキン、レックスに伝えますが、全てを話す前に射殺されてしまいました。
事件の幕引き
共和国の研究所で再検査された結果、タップによるティプラー暗殺の原因は「リンゴ・ヴィンダ原産の寄生虫による誤作動」だと報告されます。
基本的に共和国の機関は、非常事態大権の下で最高議長の息がかかっているはずです。
不具合を起こした抑制チップは、ジェダイ評議会が確認する間もなく、
パルパティーン、カミーノアンの手を通じて、ダース・ティラナスの下へ届けられるのでした。
ファイブスの頭の中のみにあった事件の真相は闇の中へ。。
⑨ジェダイ・オーダーによるサイフォ=ディアスの調査(クローン・ウォーズ シーズン6 第10話)
謎の救難信号
クローン大戦の終盤、ジェダイ評議会は突如として発信された旧式のジェダイ救難信号を受信します。
マスター プロ・クーンを捜索に出したところ、
発信源は惑星オバ・ダイアの月で、そこには約10年前に死んだサイフォ=ディアスが乗っていたT-6シャトルが墜落した残骸が残っていました。
評議会は急遽、サイフォ=ディアスの死の真相を探り始めますが、
ジェダイ・アーカイブの記録では、「惑星フェルーシアでの和平調停任務にて死亡」以上の情報は、最高議長権限で機密事項となっていました。
そこで、ヨーダは当時の最高議長ヴァローラムの下へ、オビ=ワンとアナキンがフェルーシアへ向かいます。
パイクの取引
ヨーダはヴァローラムから、サイフォ=ディアスを自分の補佐官シルマンと共に、秘密任務でパイクとの交渉へ向かわせたことを聞きます。
一方、オビ=ワンがフェルーシアの原住民と話したところ、
サイフォ=ディアスの遺体は火葬されていること、2人目のジェダイと思われる人物がいたことの2つの手がかりを得ました。
次にオビ=ワンとアナキンは、サイフォ=ディアスとシルマンが行ったであろうパイクの本拠地オバ・ダイアへと向かいます。
2人のジェダイを迎えたパイクシンジゲートの首領ロム・パイクは、
ティラナスを名乗る男と手を組みサイフォ=ディアスのシャトルを撃墜したことを認め、真相を知るシルマンの身柄を渡すことでチャラにしないかと持ち掛けてきました。
オビ=ワンらはシルマンに会うことにします。
ティラナスの正体と沈黙のジェダイ
シルマンから、「サイフォ=ディアスを暗殺して、彼になり代わりたかった存在がいる」と明かされますが、
そこにドゥークー伯爵が到着、シルマンをフォースチョークで殺して口封じしてしまいます。
ジェダイ側に手を貸したロム・パイクが、ドゥークー伯爵を「ティラナス」と呼んだことにより、
オビ=ワンは、クローンの遺伝子提供者を雇ったのがドゥークー伯爵であったことをようやく知るのでした。。
これでジェダイ評議会は、自らの下で戦うクローン軍がシスによって作り出されたものだと悟ります。
しかし、既に納税など負担が重くなっていた銀河市民の戦意、そしてジェダイへの信頼を喪失してしまうとして、事の真相を隠し通すことに決めました。
コルサントで流れる街頭ビジョンを見れば分かりますが、
最高議長自らが「ジェダイがクローン大戦を始めたという噂を信じてはいけません」と市民に否定(実は煽り?)を呼びかける必要が出るほどに、ジェダイ不信論が高まっていたのです。
その不信論の内容とは、
「分離主義運動の先鋒ドゥークー伯爵が元ジェダイであるので、ジェダイ同士で見せかけの戦争を起こして、権力を得ようとしている」という陰謀論。
それに屈してジェダイは真実を隠し、シスの手中にあることを知りながら、やむなく戦争継続の道を選ぶのでした。。
オーダー66の発令と大戦終結(生き残りジェダイ一覧)
Execute order 66.(オーダー66を実行せよ)
by ダース・シディアス
オーダー66が発令されると、銀河全体でクローントルーパーがジェダイを殺害、
ジェダイ・テンプルに残っていた者たちは、ダース・ベイダーと501大隊のトルーパーによって惨殺されるのでした。
ジェダイの生き残りは、本当に数が少ないです。
▼映画・アニメ作品などで生存が確認されたジェダイ
・オビ=ワン・ケノービ
・ヨーダ
・ケイレブ・デューム(後のケイナン・ジャラス、『バッド・バッチ』『反乱者たち』で登場。師匠のデパ・ピラバが倒れる中で逃げる)
・ルミナラ・アンドゥーリ(『反乱者たち』でオーダー66自体では殺されなかったことが判明)
・カル・ケスティス(ゲーム「ジェダイ:フォールン・オーダー」で登場)
・シア・ジュンダ(ゲーム「ジェダイ:フォールン・オーダー」で登場)
・タロン・マリコス(ゲーム「ジェダイ:フォールン・オーダー」で登場)
・クインラン・ヴォス(ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』で生存確認)
・グローグー(ドラマ『マンダロリアン』で登場。マスターのカレラン・ベクに救出される)
・カレラン・ベク(ドラマ『マンダロリアン』シーズン3回想で登場)
・グンジー(アニメ『バッド・バッチ』シーズン2で登場)
・ベイラン・スコール(ドラマ『アソーカ』で登場)
※アソーカ・タノ(オーダーからは脱退済み)
▼未邦訳のコミックで生存確認
・ジョカスタ・ヌー(その後、死亡)
・イース・コス(その後、死亡)
・オポー・ランシセス(安否不明)
・カ=ムーン・コリ(劇中登場無し)
・セルラーク・エルオス(劇中登場無し)
オーダー66を拒否したトルーパー
オーダー66に従わなかったトルーパーの数は少なく、501大隊のキャプテン・レックスとクローンフォース99(バッドバッチ)のメンバーたちのみが確認されています。
レックスは、発令時こそアソーカに襲い掛かるものの、ファイブスから知らされていた手掛かりを元にアソーカによってチップを除去してもらうことに成功しました。
その後、コマンダーウォルフ、グレガーのチップ摘出にも協力しています
バッドバッチのメンバーは遺伝子変異が強すぎて、チップが正常に働きませんでした。
自分の意志で任務遂行しようとしたクロスヘアー以外は命令を拒否し、ハンターはオーダー66発令時に一緒にいたパダワンのケイレブ・ドゥームを逃がしています。
帝国時代のジェダイ狩り ~ポスト・オーダー66の世界~
オーダー66を生き延びたジェダイも全く安泰ではありませんでした。
生き残りジェダイを待っていたのは、ダース・ベイダー率いる尋問官による残党狩り。
トップの大尋問官含め、主に元ジェダイで構成されていたダークサイドの使い手たちに、しつこく追い回されるのでした・・・。
さいごに
オーダー66関連の事実を時系列にまとめました。
一覧にしてまとめることで…
非常事態大権の提案がジャー・ジャーにしかできなかったとか、
実権の無かったヴァローラムは無いなりに、度々秘密任務で対応していた(ナブーにクワイ=ガン送ったのも秘密任務)とか、
といった政治の都合を改めてひしひしと感じますね。。。
チュン・ソロは、スター・ウォーズが政治サスペンス傑作でもあることを再確認するのでした。
そして、手駒でしかなかったトルーパーたちに人間ドラマを描いた『クローン・ウォーズ』が大好きなのは変わらず。笑
それでは次に会う時まで、May the Force be with you…
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