Disney+ (ディズニープラス)で配信が始まった、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』。
各エピソード、新キャラクターやストーリーに登場したオマージュネタなど解説していきます!
今回は第5話目となる “RETURN OF THE MANDALORIAN”(マンダロリアンの帰還)!
タイトルだけで半分ネタバレしてますが、、いよいよのクロスオーバーです!!!
▼前回第4話はこちら!
▼以下『ボバ・フェット』本編のネタバレあり!!
あらすじと感想
まさかの全編ボバ不在どころか、ディン・ジャリン単独エピソードでした。笑
『マンダロリアン』のチャプター16.5と言えるでしょう。
とはいえ1話どころか、もうちょっと活躍し続けそうだけれども。
「なんて登場の仕方なんだ!?」~食肉工場篇~
いやあ彼は本当に「印象に残る登場」が十八番ですね。
スターウォーズ世界なのは分かるけど見慣れない場所、一時の間があって扉の奥から静かに姿を現す。
同時に流れ始めるテーマ。
これ『マンダロリアン』の第1話冒頭をなぞってますね。
登場、ディンお決まりのセリフ、からの数で上回る敵を圧倒し、賞金首を手に入れる。
“I can bring you in warm, or I can bring you in cold.”(生きたまま行くか、冷たくなって行くか)
グローグーと別れて、元の賞金稼ぎとなったことが示唆されてます。
クラトゥイニアンの食肉工場。
何の肉かは分からないですが、大きさから色から普通の牛っぽすぎる感じはありました。。
ディンが追ってたのは、カバ・バイズという名の賞金首でした。
オーラベッシュで、「WANTED $9850」($ではなくクレジットの通貨マーク)との記載。
チャプター1のミスロルが7800クレジット程度だったので、大差はない小物ですね。笑
私チュン・ソロは、そんな雑魚どもにダークセーバー振るわないでぇ…と心の中で漏らしてしまいました。笑
からの・・・
ボバのテーマとディンのテーマの融合オープニング最高!!!!!!!!
生き残りとの再会
なんだここは!?
スペースコロニーのようなもので、「グラヴィス」と呼ばれるそうです。
似た形状の地として、これまででは『クローン・ウォーズ』に登場した惑星リンゴ・ヴィンダを囲む環状の宇宙ステーションがありました。
雇い主は、イシ・ティブ種族のセレブっぽい人。
賞金を受け取り、地下層への行き方を聞き出します。
そこにいたのは、アーマラー。
ネヴァーロで別れたっきりでしたが、「チルドレン・オブ・ザ・ウォッチは」グラヴィスの地に新たな隠れ家を築いていました。
あのライバル関係にあったマンダロリアンの名は、パズ・ヴィズラ。。
クラン「ヴィズラ」の末裔でした。
ダークセーバーを見つめる目、もったいぶった渡し方まで、渇望ともいうべき強い視線が。。
予想通りダークセーバーを巡る決闘を行います。
結局両者ともにセーバーを上手く使いこなせず、持ってない方が有利に戦いを進めるという謎展開に。笑
決闘に勝利し、セーバー所有権は守り切ったものの、アーマラーからの「ヘルメットを脱いだことは?」という問いに正直に「ある」と答え、破門されてしまいます。。
千の涙の夜~マンダロアが死んだ日~
ついにマンダロアが辿った運命の詳細が描かれることに・・・
『マンダロリアン/シーズン1』で、惑星マンダロアは帝国の大粛清「千の涙の夜」で壊滅したと明かされました。
初の実写化となった首都サンダーリが、大量のタイボマーによる爆撃で木っ端みじんに…。
さらに瓦礫の中で動いているものに対しては、プローブドロイドと『ローグ・ワン』でも登場したK-2SOと同種のKXシリーズ・ドロイドによる探索射撃、と後始末まで徹底されておりまさに皆殺し。。
ボ=カターンなどわずかな中心人物の他に、マンダロアの月コンコーディアに潜んでいた一派も大粛清を逃れたことが明らかとなりました。
武器一覧
「故郷」を失ったディン・ジャリンは、レイザークレストもないので民間の旅客船でタトゥイーンへ向かいます。
その時、船内への武器の持ち込み禁止で、全武器を外すことになりました。
いや丸くなりましたねー…。
教義・信条から自由になってきた傾向と言えますが、それよりも私チュン・ソロ的には全武器が見れて面白かったです。(改めてアーマーにこれだけ秘密道具隠してるんですね。以下正式名称曖昧です。。)
・ブラスター(IB-94ブラスターピストル)
・ミニブラスター?
・ホイッスルバード
・グラップリングライン
・弾(元々持っていたライフルの弾ですよね、ジャワを消滅させたあれかと。なぜまだ持ってるのだろう…)
・バイブロナイフ(マッドホーンと対峙する時に使ってました)
・グレネード(ボ=カターンとクルーザー奪取する時に抱えて投げつけたやつです)
・トラッキングフォブみたいなピロピロ付きデバイスは何なのだろうか?
・ダークセーバー
火炎放射器とジェットパック預けなくていいんだ&一緒に通ったニクト怪しいなと思いました。
「なんて登場の仕方なんだ!?」~タトゥイーン篇~
タトゥイーンに着くとすぐさまペリのドックに向かうマンドー。
タイトル通り、ウォンプラットに食われそうになってる?ペリを助けて登場しました。
いや、ペリのキャラいいっすよね~。
そして!ドロイドチームには新しくBDが加わりました!かわええ・・・
第2弾も発売が予定されている、ゲーム『フォールンオーダー』で初登場したBDユニットですね。
からの!N-1スターファイタあああああー!!!!
そして、ここからの会話・シーンは良い意味でのツッコミどころが多すぎる!!嬉しい悲鳴!!
・金持ってくるまでの説得して、心掴んだと踏んで金持ってきたドロイド制止するのペリすぎて笑えました。
・「鉄くず・ゴミくず呼ばわりされた宇宙船は銀河最速の船になる」の法則発動でしたね。
・ジャワと・・・付き合ってた・・・?毛むくじゃら・・・?
・ジャワが持ってきた超低温燃焼ブースター、あれEP4のゴミ圧縮機のシーンで、ハンが迫り来る壁を止めようと担いでいた棒ですよね?ですよね?笑
・ペリとピットドロイドのどのパーツが正解かのやり取り、微妙にEP5のハンとチューイのやり取りを思い起こさせて好き。
「ホリゾンタル・ブースターだ」
「整流ダンパーは?」
「どうだ?」
「そうじゃない、ハイドロ・スパナをよこせ」
by ハン・ソロ(エピソード5/帝国の逆襲)
今後、ペリをタトゥイーンの外に連れて行く展開はあるのだろうか?
ストーリーはフェネック・シャンドがマンドーを雇って終了。
でもその前に Little friend に会いに行くって!!(でもまずは一晩泊まってけよ→戦闘開始でまずは戦わないと→グログー訪問はマンドーのシーズン3にお預けな気がする。。)
チュン・ソロの考察&感想<ネタバレあり>
マンダロアとアーマラーの謎
今回も帝国以後のマンダロアの歴史が深掘りされました。
Ⅰ「アーマラーの正体とは?」
今回のエピソードで彼女の正体が逆にますます謎になってきた気がします。
○『マンダロリアン/シーズン1』の時点から指導者的なふるまいをしていましたが、生き残り3人となっても大きな動揺がないことから、アーマラーが長のような存在であることが確定。
○ボ=カターンを「戒めの存在」と表現。
○大粛清時はコンコーディアに拠点を置いていた可能性高
※今更ながら、「チルドレン・オブ・ザ・ウォッチ」って、ちゃんと「デス・ウォッチ」の子供たちっていう名称になってましたね。。
ここから、巷で挙がっているルック・カスト説はすんなり来る気がします。
彼女のヘルメットの角が示すように、マンダロアを乗っ取ったモールに仕えるいわゆる Mauldalorian(モールダロリアン)の生き残りの可能性はかなり高いです。
ボ=カターンを恨むのも納得がいきます。
「ただし戦わずして手に入れ、このセーバーを持つ資格なければ、国に災いをもたらす」
by アーマラー(ダークセーバーについて)
この場合、マンダロア包囲戦の後もデス・ウォッチ残党として、コンコーディアを拠点に暗躍していたことになります。
まあツートップで同じく監獄行だったガー・サクソンも復権していたので、脱獄か帝国による恩赦かで出れたのでしょう。
一瞬、ダークセーバーを見た時に、「モールこそが正当な所有者だ」と主張するかとも思ったのですが、決闘してないとはいえアソーカに敗北したことを知った訳ですから、あの何とも言えない態度が腑に落ちるは落ちますね。。
「モール信者」ではなく、「力のある者」に従っているだけなので。
ですが、同時に今回の彼女の描かれ方から、私は別人説を支持します。
ちょっとジェダイについて詳し過ぎません?
音が聞こえるとはいえ、背面で誰が来たか分かり、傷を負ってることも見通してるのは、フォース感応者の可能性もあるかと・・・
登場もまるで瞑想しているかのような座り方と思ったのは私だけでしょうか?
「フォースの力を習得するには執着を捨てなければならない」というジェダイの教えまで知っていました。
クローン大戦時にマンダロア関連の問題が多く勃発する中で、マンダロア出身のジェダイ訓練生がいれば声がかからない訳ないのですが。。
でもまるでセーバーを握ったことがあるかのように、ディン・ジャリンにセーバーの訓練を施していました。。
アソーカの行方が分かってなかったら、マンダロアとの関わり具合とフォース能力からアソーカだ!と言いたいところでした。笑
肩にかけた毛皮も気になるところです。。
新キャラだと思うんだよな・・・
Ⅱ 言い伝え
マンダロアに伝わる「古代の歌」なるものが登場しました。
「ミソソーがマンダロアの新たな時代を告げる」
ミソソーは本当に伝説上の生き物なのでしょうか?
この続きはあるのでしょうか?
ちなみに、「道を貫いた者だけが災いを免れた」というのが、オーダー66と通じるものがありますね。。
Ⅲ マンドア語
これは考察でもなんでもないですが、マンドア語がおそらく映像作品初?登場しました!
アーマラーがディン・ジャリンとセーバー修行してる時の掛け声が数字です!
1:solus(ソルス)
2:t’ad(タードゥ)
3:ehn(アイン)
4:cuir(キュオ)
N-1スターファイターの郷愁
レイザークレストと同じく pre-empire(帝国以前)の船として、N-1が登場しました。
まさかN-1を引っ張り出してくるとは・・・優美なフォルムと鮮やかな黄色、アナキンが乗りこなした記憶、何だか感慨深いものでした。
アナキンの乗ったN-1とコックピット内部を比較してみたところ、若干内部構造が変わっていました。
メインスクリーン下の赤緑ランプの数がアナキン6×2列、マンドーのは3×2列。
エンジンスイッチは同じでしたね!
さらにその後のベガーズ渓谷疾走も最高でしたね。
アナキンがブーンタイヴポッドレースで走り、
(セブルバを抜き去った坂も健在でした、突き破られた柵の破片が砂に塗れてましたね。笑)
ルークがT-16スカイホッパーで走り回ったベガーズ渓谷です。
「故郷のベガーズ渓谷を飛ぶ時みたいなもんさ!」
by ルーク・スカイウォーカー(エピソード4/新たなる希望)
最後に
さて残り2話。
大戦争まだかなあ・・・
▼第6話の感想
それでは次に会う時まで、May the Force be with you…
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