2023年3月1日(水)より、スター・ウォーズドラマ『マンダロリアン』のシーズン3が配信開始となりました!
本記事では、第1話・チャプター17「背教者」(Apostate)のネタバレ感想をお届けします!
考察ポイント
第1話ということもあり、シーズン3のキーワード紹介的な進み方をしましたね。
チルドレン・オブ・ザ・ウォッチの立ち位置とは?
これまで明確に言及されてきませんでしたが、やはり彼らはデス・ウォッチの後継者だと考えられます。
ボの内なる怒りを見るに、帝国時代のボ=カターン復帰~大粛清の歴史詳細が少しずつ見えてきたのではないでしょうか?
TCW S7マンダロア包囲後は、モール側ナンバーツーであったガー・サクソンが帝国に従ってボを追い出し、惑星マンダロアの支配者となりました。
その後、サビーヌ・レンの活躍もありサクソン兄弟は死に、ダークセーバーを携えたボ=カターンがマンダロア統治者の座に復帰。
その際に残党が再びコンコーディアに逃げたのでしょう。(「大粛清の時、どこにいた?」発言)
すぐさま帝国はボマー船団を送り込んできて、マンダロア攻撃を開始。
ボは一時休戦として、月から船団を奇襲できるであろうコンコーディアに援軍を求めるも、返事はなかった…。
と、助け合いができない、心苦しいマンダロリアンの歴史が積み重なっていったのかもしれません。(という想像です。)
今回はチルドレンに対して結構辛辣に口撃しました。
“The Children of the Watch and all factions that came before fractured and shattered our people.”
字幕は尺の都合上、「あなたの教団がマンダロアの民を崩壊させた」となっていますが、正確な主語は「チルドレン・オブ・ザ・ウォッチおよびそれ以前にあった全ての派閥」です。
そこには、デス・ウォッチ、モールダロリアンも含まれるという意味なのですかね…?
ボの立ち位置はフラフラしているようで、「マンダロリアン自身による力の支配(民族自決)」という点で一貫してる。。
平和主義では守れない&ダークセーバー所有者のヴィズラに協力、モール台頭を受けてダークセーバーの伝統すら拒絶して離脱、当初は懐柔されただろうに外部の帝国支配へは絶対反逆し、反乱軍の支援すら受け入れない。
ここらでディンにちゃんと歴史の授業をしてあげても良かったような…。
己の生まれ育った“教団”の過去を知った上で、泉での贖罪を決めた方がいいと思うんだけどな。
とはいえ、あのメンタルの落ちようだと無理か…
ちゃんと振り返るとボが自分なりの正義の人だから、セーバー1本で仲間に見捨てられたのが可哀想になってくる。。
パーギル再登場の意味とは?
グローグーがハイパースペース航行中に目撃した巨大生物。
そう、『反乱者たち』S2第15話で初登場したパーギルです。
古代から生きる伝説の生物で、自力でハイパージャンプができてしまいます。。
人間にハイパースペース航行技術のヒントを与えた存在だという伝説もあるのです。
ヘラはパーギルを「脅威」「宇宙の壊し屋」だと表現していました。
ハイパースペース航行中の“パーギル”ストライクが原因で、数多くの友人を失っだとか。。
光景の美しさに息を呑んでしまいますが、よくよく考えるとN1は結構危ない状況にあったと言えるでしょう。
ちなみに生き物と心通わせられるエズラ・ブリッジャーは初見で、パーギルの旋律のような声を聞きました。
今回はBGMが歌ってますが、パーギル自体の声は聞こえません。
グローグーは心通わす系のほっこりフォース能力者ではないんですね…笑(どちらかというと、フォースチョークとかダークサイド寄りの描写多くない?)
ひとこと感想
・ヘルメットは一枚のベスカー板を打ち延して作るんですね…
・最初、回想シーンかと思った。ディンの誓いのシーンかぁ、パズは昔からデカかったんだな…とか思ってたらN1出てきて???ってなった。
・突然現れる巨大モンスター、そして洞窟に逃げ込めばすぐ済むだろうに、逃げる気ゼロで戦うのが、“異郷の地”感&マンダロリアン魂が感じられて好き。
・「なんて登場だ!」N回目。。(S1EP1 バーに颯爽と登場、BF EP5でも食肉工場に颯爽と登場、EP6 ペリを襲うウォンプラットを一撃して登場…)
・ボバを苦しめた料理ドロイドがネヴァーロでも使われてましたね。
・カルガのグローグーちゅきちゅきがなかったのは絶対におかしい。慣れたの?笑
・マント持ち用のドロイドなんて無駄遣いして…。笑 短く切れよ。
・キャラ・デューンの処理は自然でしたね。。既に新共和国から勧誘受けてたし。
・ハイディアン・ウェイはシーズン2から連続して言及。今後、何かしら重要性を帯びてくるかも?
・フォースを無駄遣いして、くるくる回るグローグー
・海賊の一団は柄の悪いエイリアン種族大集合!って感じでした。ニクト、クオレン、トランドーシャン、クラトゥイニアン
・IGの話、さらに暗殺用プログラムを直すって話になったら、クイールおじさんが懐かしくなって泣いちゃうよ…。ほんと素晴らしいキャラクターだったと思う。I have spoken.
・アンゼラ人?○○人呼びすることあったっけ?種族名そのまま呼びの「アンゼラン」でしょ。今までもグンガンだし、ウーキーだし、カミーノアンだし。初回はフォローで「ウーキー族」みたいにはしてたけど。○○人呼びするなら、人間を惑星別で呼び分ける時くらいでは?ナブー人とか。そういえば、スター・ウォーズってあんまり国民の概念登場しませんね。~の人々、民、みたいな言い方が多い気がする。あとは、共和国市民、放浪する人(出身惑星はあるけど帰属意識は薄い)、民族ナショナリズム(トワイレックとか)みたいな描かれ方が多いよな。
・結局、バブ・フリック本人かどうかは分からなかった。
・自分より小さな生き物に大興奮するグローグー
・おててフリフリなグローグー
・N1のエンジン音がいちいち良い
・海賊とのドッグファイト中、パドメのブラスター音が聞こえた気がしたんだけど…なぜ?
・ディン、平気でカルガ所有の小惑星帯の採掘施設ぶっ壊すじゃん…怒られるよ。
・マンダロア星系、惑星カレヴァラ、マンダロリアン城。カレヴァラはサティーンの生まれた星。城でいえば、レン一族も自分の城と玉座的なの持ってましたね。
・ボ=カターンと同じ色のドロイド
・グローグーは、アストロメクドロイドの挿入口からポッドで出入りできるのね。コックピットとの通用口はどうなってるのだろう…。
・ボの座り方は真似していきたい
さいごに
ロケットスタートした第1話。若干展開が早すぎて、もうちょっとゆっくり味わわせてくれよ、って思いましたが、次も楽しみですね。
↓次回第2話の感想記事はこちらから
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