Disney+ (ディズニープラス)で配信が始まった、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』。
これから毎エピソード、新キャラクターやストーリーに登場した過去ネタを解説していきます!
第1話目は、誰もが気になっていたであろう「サルラックに飲み込まれた後、ボバ・フェットはどうなったのか?」という問いに答えてくれました。
※以下より『マンダロリアン』のネタバレ含みます
あらすじ
マンダロリアンのディン・ジャリンを助けて、父から受け継いだアーマーを取り戻したボバ・フェット。
タトゥイーンに戻り、フェネック・シャンドと共にジャバ亡き後の宮殿を訪れます。
その玉座には、元はジャバに仕えていたビブ・フォーチュナがかつての主人のように丸々と太った姿で鎮座していました。
歓迎の意を示しゴマをするフォーチュナでしたが、ボバは無視して撃ち殺し玉座を奪います。
果たして、ボバとフェネックはジャバの遺した帝国を引き継ぐことはできるのか・・・
登場キャラクター
追って更新します!
これまでのボバの登場作品はこちらでまとめました!
チュン・ソロの考察&感想<ネタバレあり>
▼以下『ボバ・フェット』本編のネタバレあり!!
まずはイントロ。
作品ごとに変わっていますが、今回のは最後がフェネック→ボバのヘルメットのシルエットでしたね!
かつての繁栄の影もなく、がらんどうとなった宮殿。
おそらく初登場となった奥の部屋で、ボバはバクタタンクに浸かっています。
ルークがホスで浸かっていたのと違って、らくちんに寝てられるタイプのものでした。
過去篇:サルラックからいかにして生還したのか
スパイスドリームならぬ、バクタドリーム。
冒頭はフラッシュバックから始まりました。
幼少期を過ごした海洋惑星カミーノや、ジオノーシスで父を殺された瞬間など今でも蘇るみたいですね・・・
(初っぱなからカミーノでおおおとテンション上がり、ボバはダニエル・ローガンじゃなく新たに別撮りしてるなーと)
サルラックからは案外するっと脱出。鍵はアーマー外付けの機能のお陰って感じ。
からのジャワ、からのタスケン。
回想の過去篇は、主にボバがサンドピープル社会でどう生き延びたのかが描かれました。
過酷な砂漠の世界に住む、タスケンの社会は力が全て。
ボバのように弱った人間でも生け捕りして、労働力として活用します。
逃走を企てた際も、一対一の決闘で決着をつけていましたね。
その後、水取りに行かされるボバ。
途中で水分農場が襲われていました。モス・ぺルゴを支配した輩とはヘルメットの形状が違いましたが、あのマークは気になりますね・・・
最後の一幕はいったんノーコメで。笑
現在篇:ジャバの跡継ぎ
さて現在に戻り、王となったボバはタトゥイーンの権力者たちからの謁見と、域内見回りに精を出します。
肩書は「大名(daimyo)」と日本的な要素が入ってきてましたね。
私の観てきた中で&英語版のWookieepediaでも、これまで言及されたことはなく。。
これまでのジャバの呼称は、”mighty Jabba”や”wise and powerful Jabba”(偉大なるジャバ)とちゃんとした肩書では登場してなかった記憶です。
もし江戸時代の「大名」を意識しての使用であれば、既に「将軍(Shogun)」的な立ち位置のより強い権力者を意識しての呼称だったりする・・・?と妄想してみたり。笑
ここから謁見に来ていた人を振り返ります。
ちなみに謁見者を捌いていたのは、エピソード6で我らがゴンクドロイドを虐めていた8D8というドロイドです。。
訪問者一覧
①アクアリッシュの偉い人
金を献上するという謁見の基本形を見せた形なので、あまり詳しくは分からずですが、、
アクアリッシュ語は全く分からんですね。。
②ドク・トラッシ
トランドーシャン・ファミリーの首領。
モス・エスパの中心部とビジネス・テリトリーを治めているらしい。
③モク・シェイーズの代理人
モス・エスパ一帯の市長。タトゥイーンに市長いたんだ、という。笑
脅してくるということは余程力があるのだろうか…
マンダロリアン警察スタイルで襲ってきたのは、市長の差し金だったのでしょうか?
④ガモーリアン
これマンダロリアンシーズン2のエンディングでいた2体のガモーリアンですかね?
これまでのジャバ護衛のガモーリアンが弱すぎたので、精悍なのが出てきてびっくりです。
アグノートのクイルに続き、『マンダロリアン』以降これまで雑魚扱いされてきた種族からステレオタイプを壊す強いキャラクターを登場させてますね!
モス・エスパ 見回り
己の足で歩いて見回りしていたボバは、「サンクチュアリー」というカンティーナを訪れます。
セールバージ爆破後は無職となってたであろうマックスレボは、サンクチュアリーに落ち着いたようです。笑
カンティーナの主は、ガーザ・フウィップというトワイレックでした。
ここはボバの庇護下に入ることを受け入れ、一件落着という形で終わります。
最後に一応考察的なものを、、
ビブ・フォーチュナは、タトゥイーンでトワイレック王国を築いていたのでは?という仮説。
今回は市長の代理人、カンティーナ運営主とトワイレックが目立った回となりましたが、トワイレックは残念ながら銀河では権力を持たない「支配される側」に回りがちな民族です。。
ビブ・フォーチュナは同族に同情的ではないですが(実際に同族を鎖繋いてましたし…)、
母星ライロスの利権を得るためなどの野望で、トワイレックたちにコネを回してたりなどする可能性は無きにしも非ずかも。
その場合、復讐のような感情はないでしょうが、不利益が発生したらトワイレック勢が一丸となって歯向かってくる展開も?
タイトルの意味
そもそもの「The Book of Boba Fett」というタイトル。
私チュン・ソロとしては、レックスの “In my book, experience outranks everything.” というセリフにも繋がっていて結構好きです。
bookを和訳しようとすれば、基準とかルールとかいう意味となるはずなので「ボバ・フェットの掟」が一番しっくり来るかな。。
「尊敬による支配」という彼のやり方を示しているようです。
なぜかタイトル表示されてなかったけども、チャプター1には “STRANGER IN A STRANGE LAND” という名前が付いていました。
「異星のはぐれ者」となってましたが、タスケン社会に迷い込んだボバの話なので「異郷の客」あたりかなと思ってましたが、調べていくと元ネタは旧約聖書にありました。
出エジプト記/ 02章 22節
彼女は男の子を産み、モーセは彼をゲルショムと名付けた。彼が、「わたしは異国にいる寄留者(ゲール)だ」と言ったからである。
何か意味ありそうなので、ちょっとここらへんは調べ直そうと思ってます。。
その他もろもろ
音楽は『マンダロリアン』も手掛けたルドウィグ・ゴランソン。
独特の雰囲気は健在でした。
細かい設定も『マンダロリアン』と同じ方向を向いてますね。
ジャワに、サンドピープルに、タトゥイーンの文化を掘り下げていく感じがよきです。
市長からの刺客に攻められた際、ボバはジェットパックで全然逃げられたのに使わず地上戦に徹しました。
これはフェネックの背後を守るためかと考えられます。
後は、、キュイーン…というヘルメットの装着音が、ベイダーと一緒でしたね。
最後に
今回、情報量が多すぎて拾えるトピックにも限界がありました・・・
でもやっぱり求めてるのはこれなんだよな。。
さてこれからが楽しみでたまりません!!
▼第2話
それでは次に会う時まで、May the Force be with you…
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