みなさん、こんにちは。
ミレニアム・パダワン号船長のチュン・ソロです。
今回は….
「オタクと映画観ちゃうと、どれくらいうるさいか」という話です。
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の豆知識、他作品との関わり、イースターエッグ(主題とは関係ないジョークや隠れメッセージ)を紹介していきます。
ものすごい量になったので、4つに分けました。
また、知りたいことがある場合は、目次からジャンプすることをおすすめします。。
“Now witness the firepower of this fully armed and operational freak’s compilation!”
by チュン・ソロ
最初に
まず、本当に思うのは、この120分にスター・ウォーズの全てが詰め込まれてるってこと。
銀河を取り巻くフォース、平和の守護者ジェダイとその没落と敵シスの台頭、希望と恐怖というテーマ。
さて、いきましょか!
小ネタ集
EP4を実際に見ながら書いていったので、ほぼ登場順になっています。
タナヴィーIV
一番最初に登場するレイアの乗った宇宙船の名前です。
正確には、CR90コルベットという型式の宇宙船になります。
VI(4)があるってことは、III(3)もあります。笑
「タナヴィーIII」も、ベイル・オーガナの船でした。
EP3でのオーダー66発令後に、ヨーダやオビ=ワンを匿うために使われています。
ちなみに、劇中で船名が言及されていないため、発音が誤解されてきました。
英語名に一番近いのは、「タンティヴィー」らしいです。
惑星ケッセルのスパイス鉱山送り
これに関しては、ついに『ハン・ソロ』でその様子を見ることができました。
惑星ケッセルは、犯罪カルテル「パイク・シンジゲート」によって支配されており、コアクシウムなどの鉱物やスパイスが生産されていました。
確かにケッセルでは制御ボルトという「ドロイドを完全に服従させる機器」が取り付けられたドロイドが、このスパイス生産のために酷使させられていましたね。。(L3によって解放されるまで)
C3POの噂話は本当だったのです。
ジャワ
ジャワは、タトゥイーンに住む身長1mほどの小柄な原住種族です。
あの巨大なビークルは「サンドクローラー」と言い、タスケンレイダーや砂嵐からジャワを守っています。
タトゥイーンに墜落する宇宙船などを回収して、農夫らに売りさばくのが彼らの収入源。(故障品を騙し売るペテン師としても有名)
ちなみに、決して上着を脱がないため、その正体は不明なままです。。
叔父オーウェンと叔母ベルー
彼らの若い頃は、EP2でアナキンが母シミを助けにタトゥイーンを訪れるシーンで見ることができます。
その際のベルーは、まだオーウェンの彼女でした。
アナキンとパドメという実親と、オーウェンとベルーという将来の育ての親が対面するのを見るのは、何だか不思議なものです。
水分農場
タトゥイーンのような砂漠の惑星において、「水」はとても貴重な資源です。
そのため、空気中から水分を抽出して集める水分農業という仕事がありました。
ボッチ語
上記の水分農業を行うには、水分凝結機が必要でした。
この機械のプログラミング言語として「ボッチ語」が使われています。
スターウォーズでは、プログラミング言語も言語のひとつとして、speakという動詞が扱われています!
ちなみにルークは、叔母ベルーに「翻訳ドロイドを買うならボッチ語を話せるものにして、と叔父さんに伝えてね」と言われましたが、結局伝えずじまいです(笑)
トシ・ステーション
ドロイドやスピーダーの充電や修理ができる場所です。
ただ実際は、ルークのような若者がたむろするために使われています。笑
実は削除シーンにその様子があるので、観たい方はこちらへ!
スロットのようなものがあるのも確認できます。
※ついに新ドラマ『ボバ・フェット』で登場しました・・・
故障した赤いドロイド
R2の前に買われた赤いアストロメクドロイド、彼にもストーリーがあるのです。(未邦訳の小説 “From a Certain Point of View” より)
彼の名前はR5-D4。
以前は反乱軍に所属するドロイドでしたが、記憶を消去されてジャワの手に落ちてしまいます。
サンドクローラー内でR5に出会ったR2は、自分が売られるために似た型である彼を故障させようとします。
R5の抵抗で失敗に終わりましたが、R2は自分が反乱軍にとって重要な任務を背負っていて売られてこの場を出ていく必要があることを伝えます。
翌日、ラーズ家がドロイドを買いに来てR5を選ぶと、R2の言葉を思い出した彼はわざと自分のモチベーターを故障させ、自由になる機会をR2に譲ったのでした…。
そんな切ない物語が….。泣
Thank the maker
こちらに関しては、C3POの記事をどうぞ!
ビッグス・ダークライター
ビッグスは同じタトゥイーン出身で、ルークより一足先に帝国アカデミーに入学していました。
しかし、故郷に帰ってきた際、トシステーションで反乱同盟軍に寝返ることをルークに打ち明けます。
その後、2人は反乱軍の基地ヤヴィンで再会し、同じレッド隊員として、対デス・スター戦を戦いました。
残念ながらビッグスは、ベイダーによって撃ち落とされてしまいます。
ダークライター(闇を照らすもの)という名前が印象的ですね。
R2D2の嘘
基本的に、ドロイドは嘘をつけないようにプログラミングされています。
さらに、学習機能を持ったドロイドは自我を持たないように、持ち主により定期的に記憶を消去されているのです。
しかし、R2は間違ってレイアのメッセージ投影してしまった際、「古いデータが出ただけだ」と嘘をつきました。
さらには「制御ボルトがなければ続きを見れる」とルークを唆し、自由の身になって翌日は脱走に成功しています。
実は、EP3の終わりにベラベラとしゃべるC3POは記憶消去がされましたが、R2D2はそれを免れています。
さらには、アナキンのドロイドとしてクローン大戦に参加していた際に、敵に盗まれたら戦略上危ない機密情報をR2に入れていたにも関わらず、アナキンはR2のメモリーを一度も消さなかったのです。
そのため、R2は人間に逆らうこともできる、自我を持った珍しいドロイドとなったのです!
そして、エピソード1~9のすべてを目撃し、すべてを記憶している唯一の存在なのです!
ブルーミルク
スター・ウォーズの世界でのミルクです。
タトゥイーンでは、バンサから搾乳しているようで。。
おいしいのかな…?
ちなみに、EP2や『ローグ・ワン』のアーソ家、『エピソード8』のオクトー(ルーク的にママの味なのかも)など、他の作品の至る所にもブルーミルクが登場してます。
見つけてみて!
そして、ブルーミルクが「現実世界でも」飲めることになるらしい。。
双子の太陽
タトゥイーンには、タトゥIとタトゥIIという2つの太陽があります。
双子の太陽の夕日風景は、ルークの「故郷」「旅立ち」、そしてEP8によって「終わり」を象徴するファンにとって重要なシンボルとなっています。
どうでもいいけど、光源が二つあれば影も若干二重になるんじゃないのかな・・・?
Blast!
これは、スター・ウォーズの世界での “Shit!” (くそっ)という意味のスラングです。
EP2でもオビ=ワンが言っています。
まとめ
はい。これで、4分の1です。
見逃してるのも、まだまだあります。
いやあ、一瞬しか登場してないキャラにもこんだけのバックストーリーを与えるスター・ウォーズが好きです。
こんな長いの読んでくれた方、ありがとうございます。笑
▼「次回」分できましたー!
それでは次に会う時まで、May the Force be with you….