はい、また手のひら返しです。
でも しょうがない。
何度も観返した時や、何かを観た後だとまた別の視点が得られるものです。
今回はこれまで存在を無視し続けてきてしまったアニメ『レジスタンス』について、今見るべき理由を感想記事として残します。
僕とレジスタンス
スター・ウォーズ好きを名乗りながら、『レジスタンス』にはほとんど手を付けずにここまで来ていました。
食わず嫌いはよくないと第1話だけ見ましたが、テーマにも絵柄にもイマイチ興味を持てず、ずっと放置してきました。
特に『クローン・ウォーズ』の深みあるストーリーを観た後だと、悪い意味での子供向け臭(ただの勧善懲悪、ハッピーエンド)が強くて、見ていられませんでした…。
きっかけは突然に。
ここ数日、体調崩して寝込んでいたのですが、「新しい作品を見たいけど全然知らないジャンルを見れるほどに元気じゃない」状態にあったため、もう一度ダメ元で試してみようと思ったという顛末。
意外と…面白かったんです。
なぜ今見るべきか?
うーん、まあ今見るべき理由はこの1点に尽きるのですが…
「新共和国時代への解像度が高まる」ですかね。
正直、新共和国時代については『ブラッドライン』で読んで満足だったのですが、マンドーバースとしてこれだけつながってくると、ちゃんと前後の筋書き踏まえた上で作ってきていることが分かって、結構面白く見られたんです。
『マンダロリアン』シーズン3への布石があった
『マンダロリアン』シーズン3のチャプター21『海賊』で突如描かれたファースト・オーダーと海賊の提携。
たった1話でさらっと描かれたこの内容、『レジスタンス』のシーズン1全体を使って丁寧に描かれているんです。
狙っている重要拠点をまず海賊に襲わせた後、帝国残党/ファースト・オーダーが支援の手を差し伸べるという名目で軍隊を駐留させるというもの。
混沌とした時代なので、どこの中立地帯も何かしらグレーな部分があるから、新共和国から直接援助をもらえないというジレンマ。(カルガは比較的ホワイトにやってたが、加盟拒否とギルドの歴史もあるので…)
私としては、「不満分子をすくい上げて反乱戦争を起こす」プリクエルの分離主義勢力、「デス・スターで一気に完封勝利を狙った」オリジナルの帝国と、それぞれの時代の戦略が見える中、ようやくファースト・オーダーのやり口を知れて満足しました。
新共和国とレジスタンスの関係性
主人公カズーダの父であるハマト・ジオノは、新共和国の元老院議員です。
本作での出番はわずかですが、一般の議員がレジスタンスをどう思っているかをうかがい知ることができます。
そして、予告編に彼が登場したことでちょっとした話題にもなりましたよね。
右から2番目がジオノ議員です。
モスマ議長の隣に控えるとは、結構な大物さを予感させます。
議員たちとヘラの話し合いの行方やいかに…
さいごに
ということで、短文記事ですが、私と同じようにまだ見てなかったという方がいれば、見るなら今じゃない?という話でした。
まあストーリーの幼さは想像通り、R2もびっくりなドロイドの無敵さを誇るので、力抜いて見ることをおすすめします。
でもバケットかわいいし、ハイプ・フェイゾンはあんまいないキャラでおもろいし、さすがにTCWオマージュ回はないよなと思ったあたりでぶち込んでくるし。笑
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