『スター・ウォーズ』スピンオフ作品の申し子、アソーカ・タノを主役としたドラマシリーズが2023年8月23日より配信されました!
本記事では、ファンからの評価も高い本作のあらすじや登場キャラクターの概要&キャスト、予習として観ておくとより楽しめる作品を紹介していきます!
▼第1話の感想&考察記事はこちら!
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ドラマ『アソーカ』作品概要
『アソーカ』基本情報
タイトル:『スター・ウォーズ:アソーカ』(原題:AHSOKA)
配信数:全8話(各話の長さ 40分~1時間程度)
視聴方法:ディズニープラスでの独占配信
製作総指揮・脚本・監督:デイヴ・フィローニ
主演:ロザリオ・ドーソン
ジョージ・ルーカスの愛弟子であるデイヴ・フィローニが、ストーリーを考えるところから、監督まで一貫して担当しています。
特報(4月7日)
予告編(7月12日公開)
『アソーカ』のあらすじ、時系列、見どころ
追放者、反乱者、そして“元”ジェダイー 激動の銀河を生き抜いた戦士、アソーカ・タノの物語が始まる。ジェダイがほぼ消えた暗黒の時代に迫り来る暗い闇とはー。
from 公式サイトあらすじ
新共和国の時代に、元ジェダイのアソーカ・タノがスローン大提督の脅威に立ち向かう物語です。
時系列は『エピソード6/ジェダイの帰還』の約5年後を舞台としています。
ドラマ『マンダロリアン』シーズン3の直後だと考えられます。
時系列の前後に位置する映像作品リスト
①エピソード6(4ABY)
②マンダロリアン シーズン1(9ABY)
③マンダロリアン シーズン2(9ABY)
④ボバ・フェット(9ABY)
⑤マンダロリアン シーズン3(9ABY?)
⑥アソーカ(9ABY?)
⑦アニメ『レジスタンス』(34ABY)
⑧エピソード7(34ABY)
細かい話をすると、正確なABY年数は明らかになっていません。『マンダロリアン』シーズン1・2、『ボバ・フェット』がEP6の5年後=9ABYであることまでは明らかになっています(参考:Star Wars: Timelines)。ですので、おそらく10ABYあたりでしょう。
見どころポイント
①“普通のジェダイ”とはひと味違う⁉ ルールに縛られずに自らの正義を貫くアソーカ・タノが主役!
②ライトセーバーにフォースに宇宙での戦い、スター・ウォーズならではのアクション満載!
③新作映画のバックストーリーが語られる!
製作総指揮のデイヴ・フィローニは、過去作品を見なくても楽しめると発言しています。
しかしアソーカ・タノは、数多くのスピンオフ作品に登場しているため、その物語を知っていれば本作で彼女が下す決断・取る行動の意味が分かりやすくなるでしょう。
『アソーカ』配信スケジュール・エピソード監督
ドラマ『アソーカ』は全8話構成です。
初回2話は8月23日(水)に同時配信、その後は10月4日(水)まで毎週水曜日に1話ずつ配信されます。
第1話・第2話 8月23日(水) 午前10時(1:デイヴ・フィローニ監督、2:ステフ・グリーン監督)
第3話 8月30日(水) 午前10時(ステフ・グリーン監督)
第4話 9月6日(水) 午前10時(ピーター・ラムジー監督)
第5話 9月13日(水) 午前10時(デイヴ・フィローニ監督)
第6話 9月20日(水) 午前10時(ジェニファー・ゲッツィンガー監督)
第7話 9月27日(水) 午前10時(ジータ・V・パテル監督)
第8話 10月4日(水) 午前10時(リック・ファミュイワ監督)
New date, get ready! #Ahsoka, a Star Wars Original series, now arrives August 22 at 6PM PT on@DisneyPlus. pic.twitter.com/RVGooNQYgS
— Star Wars (@starwars) August 18, 2023
元々はアメリカ太平洋時間(PT)で8月23日(水) 午前0時(日本時間23日午後4時)でしたが、8月22日(火)午後6時に前倒しになることが発表されました。
サマータイムは11月まで続くため、配信時間はずっと変わりません。
公式は “Tano Tuesday” とか言ってるけど、日本じゃ変わらず水曜日配信です…。
『アソーカ』シーズン2の製作も決定しました!
あらすじや配信予定日などはまだ発表されていません。続報を待ちましょう!
『アソーカ』予習用 徹底解説!
主要登場人物&キャスト 紹介
各キャラクターの解説と登場した作品を紹介していきます。()内は演じたキャストの名前、★は登場した作品名。(キャストのリンク先はSNSアカウント)
まずは主役から!
アソーカ・タノ(ロザリオ・ドーソン)
かつてアナキン・スカイウォーカーの弟子であったトグルータ種族の元ジェダイ。
勝ち気でおてんばな性格でアナキンも手を焼いたが、クローン大戦を共に生き抜くことで2人の間には強い絆が生まれた。
しかし、ある事件をきっかけに自分の意志でジェダイであることやめている。
★映画『クローン・ウォーズ』、アニメ『クローン・ウォーズ』シーズン1~7、アニメ『テイルズ・オブ・ジェダイ』
銀河帝国の時代には、ベイル・オーガナと共に反乱軍の形成に大きな役割を果たす。
その際に、スペクターズとも任務を行い、エズラ・ブリッジャーたちを導いた。
★アニメ『反乱者たち』シーズン2・4
新共和国の誕生後、サビーヌ・レンを連れたって行方不明のエズラを探しに行く。
その結果は語られていないが、おそらく失敗してサビーヌと仲違いしてしまった模様。
その後は、エズラと共に行方不明となったスローン大提督を探しつつ、ルーク・スカイウォーカーの新ジェダイ・オーダー建設にも力を貸している。
★ドラマ『マンダロリアン』シーズン2、ドラマ『ボバ・フェット』
メタ的には、プリクエル以降の新生スター・ウォーズである『クローン・ウォーズ』(2008~2020年)で丁寧に成長が描かれ、ついには実写作品にまで進出を果たしたスピンオフ作品の申し子のような存在です。
時間があればぜひ全作観てほしいです!何十時間かかりますが…笑
一応、ざっと以下の記事にアソーカの人生をまとめていますので、よかったら読んでみてください。
『反乱者たち』のスペクターズ
本作は実質的にアニメ『反乱者たち』の続編であり実写版であります。
同作のメインキャラクターである反乱軍のチーム「スペクターズ」のメンバーたちを紹介します。
★全員、アニメ『反乱者たち』で初登場したキャラクターたちです。
サビーヌ・レン(ナターシャ・リュー・ボルディッツォ)
爆破とアートが生きがいのマンダロリアン。
帝国統治下の惑星マンダロアで育ち、帝国アカデミーに通っていたが、命令にむやみに従ってマンダロリアンを破滅に追い込みかねない兵器を作ってしまう。
深い後悔から兵器を破壊するも、半ば追放される形で故郷を去った。
しばらく賞金稼ぎをして食いつないでいたが、結局スペクターズに加わって反乱活動に身を投じることとなる。
エズラが行方知れずとなってからは、彼の故郷ロザルを見守ってきた。
ヘラ・シンドゥーラ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)
根っからの“反乱者”であるトワイレック種族の凄腕パイロット。
元ジェダイのケイナン・ジャラス、相棒のチョッパーと共に、愛船<ゴースト>を拠点として反乱活動を行うスペクターズを立ち上げた。
スペクターズには後にサビーヌ、ゼブ、エズラなど若いメンバーも入ってきており、チームのお母さん的な役割も果たした。
ケイナンとは恋仲で妊娠もしたが、ケイナンはメンバーたちを守るため命を落としてしまう。
以降も反乱軍で活躍を続け、エンドアの戦いにも参加した。
新共和国樹立後は、息子ジェイセンの子育てをしつつ、新共和国に仕えているようだ。
幼少期は種族の故郷ライロスにて、クローン大戦の英雄チャム・シンドゥーラの娘として育った。
シンドゥーラの血筋には「戦争」が染み込んでいるのだ。
★アニメ『バッド・バッチ』
チョッパー/C1-10P(声:デイヴ・フィローニ)
言葉を話さないくせに、史上最も感情表現の激しいドロイド。
元々は共和国軍に所属していたが、惑星ライロスでの任務中に墜落したところをヘラに救出された。
以降はヘラの相棒として、スペクターズとしても活躍している。(メンバーとの喧嘩も多かったが…)
他のメンバーに先駆けて『ローグ・ワン』で実写化された。
エズラ・ブリッジャー(エマン・エスファンディ)
ケイナン・ジャラスのパダワンとして学んだジェダイ。スペクターズの一員として、反乱軍に加わる。
故郷ロザルを守るために戦い、最終的にスローン大提督を巻き添えにして銀河の彼方へ消え去った。
行方知れずとなる前にサビーヌに向けてメッセージを残していた。
敵役
スローン大提督(ラース・ミケルセン)
エイリアン差別主義の帝国において、帝国軍の「大提督」の位まで登り詰めた戦略家。
正史ではアニメ『反乱者たち』で初登場し、スペクターズを度々追い詰めた。
★『反乱者たち』シーズン3・4
アニメで声優を演じたラース・ミケルセンが演じる。
声優、声優が実写化でも演じた例はボ=カターン役のケイティ・サッコフに続く2人目!
モーガン・エルズベズ(ダイアナ・リー・イノサント)
新共和国の時代に、惑星カロダンを支配していた監督官。
アソーカによって、スローン大提督に仕える身であることが明かされた。
スローン大提督の行方を追うアソーカ・タノと、マンダロリアンのディン・ジャリンによって街は解放されたが、その後の行方は不明。
★ドラマ『マンダロリアン』シーズン2
ベイラン・スコール(レイ・スティーブンソン)
新キャラ、共和国時代のジェダイの生き残り。現在は、モーガンに仕える傭兵。
予告編には、アナキン・スカイウォーカーと面識があることを示唆するセリフも。
※かつてジェダイは1万人以上いたので、1%が生き残ったとしても100人くらいはいるため、結構な数が登場しています。(生き残りジェダイ一覧)
シン・ハティ(イヴァンナ・ザクノ)
新キャラ、ベイラン・スコールの弟子。
マロック(?)
このキャラクターの素性は明かされておらず、かつて尋問官であったことだけが分かっています。
尋問官とは、銀河帝国の時代にジェダイ狩りを行ったダークサイドの使い手です。
夢の再登場枠
ヒュイヤン教授(声:デイヴィッド・テナント)
古代からジェダイのライトセーバー製作を指導してきたドロイド。
現在はアソーカと行動を共にしている。
クローン大戦の時代には、若きジェダイ候補生たちと惑星イラムに赴き、ライトセーバー製作を手伝った。
その際にアソーカと任務を共にしたことがある。
★アニメ『クローン・ウォーズ』シーズン5第7~9話
以下は配信前に登場が発表されていない【ネタバレ注意】なキャラクターです。
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アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー(ヘイデン・クリステンセン)
説明不要ですね…。『スター・ウォーズ』の主役であり、アソーカ・タノの師匠でした。
ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』で、『エピソード2』時点の回想シーンが撮影されているので期待大ですね!
キャプテン・レックス(テムエラ・モリソン)
レックスはエンドアの戦いにも参加していたことが明らかになっているので、新共和国にも続けて仕えていてもおかしくないですが、意外な形で再登場しました。
同じく『オビ=ワン・ケノービ』で退役クローンがテムエラ氏で実写化されています。
予習すべきスピンオフ作品
製作側は、スター・ウォーズを初めて観る人でも大丈夫だと言っています。
それに『スター・ウォーズ』という作品はそもそも『エピソード“4”』から始まった異色のシリーズです。。
最古参の視聴者・ファンでさえ、エピソード4の前に映画3つ分何があったのか知らずに楽しみました。
たとえば同作内でルークが「クローン大戦を戦ったの?」と言いますが、“クローン大戦”が実際に描かれたのは約30年後…。
つまり、スター・ウォーズにとって予習なんてあってないようなものなので「興味を持ったら、何も考えずに観てみて面白ければ、他の作品にも手を出してみる」が一番自然なアプローチだと思います!
強いて言うなら、アニメ『反乱者たち』全4シーズンを観ておくと、冒頭の流れが分かりやすいです。
ま、4シーズンもあって長すぎますが。笑
関連するスピンオフ作品としては、映画『クローン・ウォーズ』、アニメ『クローン・ウォーズ』全7シーズン、ドラマ『マンダロリアン』全3シーズン、ドラマ『ボバ・フェット』があります。
基本的には、『アソーカ』を観た上で気になったらぜひ観てみてください!
誰がどの作品に出ていたかは下記の記事でまとめています。
付け加えると、レジェンズ小説「スローン三部作」や小説『アソーカ』なども読んでおくとストーリーの深みが増すでしょう。
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