エピソード9を最高に楽しむための『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』初心者向けあらすじ解説

2019年12月20日公開予定の『スター・ウォーズ エピソード9／スカイウォーカーの夜明け』。

1977年から続いてきたスター・ウォーズの物語は、今作でついに終わりを迎えます….

そこで、「今からスター・ウォーズを全部見直したい！」という方向けに、これまでの全8作品の初心者向けネタバレなしで解説をしていきます！！

記念すべき第一弾は、『エピソード4／新たなる希望』！

記事のコンセプトは、「初めてスター・ウォーズを観る時の手ほどき本」。

これ読みながら観れば楽しめる！

今作の位置付け

スター・ウォーズシリーズ1作目の『エピソード4／新たなる希望』は、1977年にアメリカで公開された映画です。

ストーリーの順番としては、４番目の物語にあたります。

はい、「公開」の順番と「ストーリー」の順番が違う、何ともめんどくさい作品なのです(笑)

詳しくはこの記事で解説！

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銀河全てを舞台にした壮大なスケールで描く冒険活劇！

CGなんて技術がない時代。宇宙船は全て模型で製作し、音は自然の中から集めてきて、スター・ウォーズならではの世界観が創り上げられています。

（1997年以降に何度かシーンの追加、削除されたバージョンが発表されているので、一部CGシーンが含まれるものもあります。）

「伝説の始まり」であるこの作品を観ない訳にはいきません！

なぜ4作目から始まったか？

生みの親ジョージ・ルーカスは、2年もの歳月をかけてスター・ウォーズの脚本を描きました。

しかし1本の映画にするには、あまりに物語が長く複雑だったため、各章に分けたといいます。

その第4章にあたるのが、『エピソード4／新たなる希望』だったのです！

ここから始めたのは、「一番面白いから」だそう。。続編を制作するには配給会社からの資金を得なきゃならないので、苦心して考えた結果だったのでしょう。。

あらすじ

まずはネタバレなしであらすじを解説！

これは、遠い昔はるかかなたの銀河での出来事。

「銀河帝国」とその圧政に対抗する「反乱軍」が争いを繰り広げていました。

＜帝国の兵士「ストームトルーパー」＞

出典：スター・ウォーズ キャラクター紹介

そんな中、帝国は反乱軍の息の根を止めるため、惑星まるまる破壊できる最終兵器「デス・スター」を建造。

反乱軍のレイア姫は、スパイを通じてデス・スターの設計図を手に入れることに成功しますが、追ってきた暗黒卿ダース・ベイダーにより囚われてしまいます。

捕まる寸前、設計図をロボットのR2D2に渡し、反乱軍の基地まで無事に届けるよう託しました。

＜デス・スターのイメージ図：緑色のスーパーレーザーで星を破壊できちゃいます…＞

一方でそんな争いのことなどいざ知らず、辺境の星「タトゥイーン」で農家として暮らしていた青年ルーク・スカイウォーカー。

ひょんなことから、この銀河の命運を決める戦いに巻き込まれていくこととなります…。

さて、ルークは反乱軍を、そして銀河の自由と平和を救うことができるのか？！

登場キャラクター

初めての映画を観る時って…

・次々と新キャラ出てきすぎ。。

・登場人物の関係性が謎…

・一人に複数の名前あってて誰だか分からなくなる…

ってなりませんか？（私チュン・ソロはなります。笑）

というお悩みに答える主要キャラクター紹介です！

反乱軍側

ルーク・スカイウォーカー

出典：スター・ウォーズ キャラクター紹介

「田舎出身の正義感溢れる若き主人公」

ルークは、銀河の中でも田舎の惑星タトゥイーン出身の19歳の主人公。

親は生まれてすぐに亡くし、血縁関係のあるオーウェン叔父さん、ベルー叔母さんの農家で育てられました。「本当」の父親の正体が物語のカギを握ります。

性格は、理想主義的で、ヒーローに憧れるタイプ。叔父さんの手伝いをしながらも、反乱軍に加わって、帝国と戦うことを夢見ていました。

パイロットとしての腕はピカイチ！フレッシュな若さが魅力的ですね。

R2D2（アールツーディーツー、アールツー）

出典：スター・ウォーズ キャラクター紹介

「ずる賢いけど憎めない、頼れる万能ロボット」

R2D2は、レイア姫の一家、オーガナ家に仕えている、宇宙船の操縦をアシストするロボットです。

様々な機能を持っていて、たとえばセンサーで近くの生物を感知したり、ソケットを建物のコンピューターにつないて情報を抜き取ったりできます。

ロボットなのに、嘘ついたりトボけたりと人間味ある性格。笑

ちなみに、「R2」とは製品シリーズの型の名前なので独自の名前ではありません…。

C3PO（シースリーピーオー、スリーピーオー）

出典：スター・ウォーズ キャラクター紹介

「おしゃべりが好きすぎて、ちょっとうるさい通訳ロボット」

C3POは、R2D2と同じくオーガナ家に仕えている金ピカな通訳用ロボット。

言語に関する能力は本物で、600万以上の言葉を理解し話すことができます。未知のエイリアンや人間の言葉を話せないR2D2の通訳者として活躍します。

それに加えてマナーも専門としているため、口うるさくて空気が読めなかったり、人間のマナー違反な行為に不満をタラタラと漏らしらたりと、全体的に面倒くさい性格の持ち主…。

相棒のR2との、夫婦漫才のように可笑しなやり取りは必見です！笑

レイア・オーガナ（レイア姫）

出典：スター・ウォーズ キャラクター紹介

「強さと優しさを併せ持つ、勝気なプリンセス」

レイア姫は、19歳にして惑星オルデラーンの姫で、帝国の元老院議員も務める政治家。

帝国の政治家としての顔を持ちながら、一方で打倒帝国の反乱軍を陰からサポートしている。

気が強い性格で、相手が帝国のお偉いさんであっても、荒くれた賞金稼ぎであっても、堂々と話します。

根は優しいので、ふと弱さを見せることも…。

ベン・ケノービ（オビ＝ワン・ケノービ）

出典：スター・ウォーズ キャラクター紹介

「元ジェダイのユーモア溢れる賢者様」

ベン・ケノービは、ひっそりと隠遁生活を送っている元ジェダイ。

近所から変人扱いされながらも、惑星タトゥイーンでルークの成長をずっと見守ってきました。

老いながらもジェダイとしての力は健在で、深い知識とウィットに富んだ物言いで若きルークを導きます。

ハン・ソロ

出典：スター・ウォーズ キャラクター紹介

「自己中な男前」

ハン・ソロは、宇宙船ミレニアム・ファルコンの船長として、宇宙を駆けまわる賞金稼ぎ。

一度仕事でミスをしてから、雇い主のジャバ・ザ・ハットに莫大な借金をしているため、「お金が手に入る」と言われると目が眩んでしまう…。

性格は現実主義的で、自分が良ければ他人はどうでもいいと思っている。

銃と宇宙船を扱う腕はホンモノで、時折見せるチャーミングな魅力にご注目！

チューバッカ

出典：スター・ウォーズ キャラクター紹介

「凶暴だけどふさふさかわいい癒しキャラ」

チューバッカが、ウーキーという種族で、ハン・ソロの相棒として賞金稼ぎをしています。

カッとなると馬鹿力で手を出してくる危険もありますが、仲間想いな一面も。

ウーキー語しか話せません…。

帝国側

ダース・ベイダー

出典：スター・ウォーズ キャラクター紹介

「邪悪なフォースを操る人造人間」

ダース・ベイダーは、フォースの暗黒面と赤いライトセーバーを持つ、帝国の暗黒卿。

実は昔、正義の騎士ジェダイの一員だったが、全てを裏切り帝国誕生の大きく貢献した。

ガタイが大きく、真っ黒なマスクとスーツで身を包んでいて、圧倒的な存在感を持ちます。

元ジェダイであるベン・ケノービとの関係とは？

ウィルハフ・ターキン

starwars.fandom.com

「デス・スターの恐怖で銀河の完全支配を狙う帝国総督」

ターキンは、帝国の最終兵器デス・スターの責任者。

冷徹な性格の持ち主で、銀河を「恐怖」によって支配しようとしている。

注目ポイント！

スター・ウォーズ名物「オープニングクロール」！

沈黙の後、ジャーン！と始まるおなじみのオープニング。

銀河の彼方へ流れていくあらすじを堪能しましょう！

デス・スターの設計図の行方はいかに？？

ルークは、無事にR2D2を反乱軍の元まで届けることができるのか？！

スター・ウォーズの「原風景」を目に焼き付けよ！

ルークが眺める双子の太陽、追ってから逃れるミレニアムファルコン、宇宙を駆ける戦闘機XウィングとTIEファイターの唸る音、神秘なるフォースの力….

これらはシリーズ全体に脈打つスター・ウォーズの核です。

～鑑賞タイム～

アマゾンプライムなら200円くらいでパッと観れちゃいますね。

DVDは新品4280円。

そして驚きの事実。。

私も調べてから知ったのですが、エピソード４～６の三部作セットがブルーレイで、なんと2904円？！！！

一作1000円以下で買えんのかよ。。

おまけ

エピソード9と関連する部分は？

ほとんどのメインキャラクターは、エピソード7以降でも登場しています！

エピソード9単体でいえば、デス・スターとの戦いの後にレイア姫からハンとルークに渡されたメダルが、予告編に登場しています。(1:33で登場)

もっと深く知りたい人は？

正直、初回観る人にとっては訳の分からない言葉が多い映画だと思います。笑

でも実は監督のジョージ・ルーカスも、説明なしで独自の世界観の言葉を使いまくっていることを承知しています。。（ドロイド、ハイパースペースなど）

だからこそ、登場人物の役割（主人公、それを助ける人、敵）は分かりやすく描いたとのことです。

専門用語はこの記事で解説してます。

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にしても、世界観広すぎて独自のことわざみたいなものまであるので、奥の深さは底なし沼です。。。

そんな部分を、オタク目線で細かく解説しているのがこの記事。笑

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次回予告

帝国の最強兵器デス・スターの破壊に成功した大勝利の反乱軍。

ところがどっこい、物事そう上手くいかないのであった。。

次作は『エピソード5／帝国の逆襲』！

それでは次に会う時まで、May the Force be with you….